研究内容 (Details of Researches)

水中ワイヤレス電力伝送 (Wireless Power Transmission under Water)

島国である日本の海洋資源探索に貢献するため、海中に探査機用の給電ステーションを設け、ステーションへは有線で、探査機へはワイヤレスで 電力を給電する技術の確立を目指しています。そのために必要な技術の一つとして、kWオーダーの大電力をワイヤレスで供給する技術があり、 その手段として電磁波が注目されています。しかし、kWオーダーを超える大電力を使用した場合の淡水・海水の電気特性が分かっていないため、 電力供給に用いる電極構造が最適化できていません。そこで、大電力にも対応可能な測定方法や、 水中ワイヤレス電力伝送に適した電極構造を研究しています。

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次世代ワイヤレス通信用RF回路 (Next-Generation Wireless RF Circuit)

ワイヤレス通信においてフィルタ回路は欠かせないものです。その設計は、携帯機器端末に搭載する非常に小型なフィルタから 基地局に配置する大電力にも耐える高性能なフィルタまでと様々です。 しかしながら、どのフィルタにも小型・薄型化で、かつ高Qという共通の課題があります。本研究では、これらの課題を解決する技術を研究しています。 また、各アプリケーションに応じて付加価値、対電力性、高チューナビリティ化についても研究しています。

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バッテリーレスセンサシステム (Battery-less Wireless Sensor System)

IT 機器や輸送機器、航空宇宙機器から工場インフラに至るまでといった人間の生活を支えるIoT機器には、安全・安心な運用の観点から動作制御や状態センシングのために多数のセンサが用いられています。 これらのセンサはハーネスで接続して電力供給と情報収集を行うか、電池で駆動させて情報のみをワイヤレスに送受するシステムを取っています。 この場合、車内や高温炉内など閉鎖された空間で、かつ人の手が届きにくい、あるいは人が立ち入るには危険な場所では非常に扱いづらいです。 しかし、エネルギーもワイヤレスで供給すればこの問題を解消できます。そこで、本研究では閉鎖空間に設置するセンサに ワイヤレスで電力供給と相互通信を実現する融合システムを開発しています。

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